排尿時に感じる痛みや違和感を総称して「排尿痛」と呼びます。
痛みの程度や症状は個人差がありますが、排尿の最初や終わりにチクチクとした痛み、下腹部の不快感、尿が出にくい感覚などが現れることがあります。
当院では、排尿痛の症状や背景にある病気を正確に診断し、適切な治療を提供しています。

膀胱炎は、尿道を通じて細菌が膀胱に入り炎症を起こすことで排尿痛が発生します。
症状には、頻尿、残尿感、尿のにごりや血尿などが伴うことがあります。特に女性に多く見られますが、男性でも起こる場合があります。
前立腺肥大症は、前立腺が大きくなることで尿道が圧迫され、排尿痛や尿の勢いが弱くなる症状が出ます。
夜間頻尿や残尿感を伴うこともあります。
また前立腺が小さくても炎症がある場合同様に排尿痛、会陰部痛、残尿感が生じることがあります。
排尿痛の原因に応じて、抗菌薬や抗炎症薬、前立腺肥大に対する薬を使用します。
必要に応じて投与を行います。症状や検査結果を確認した上で、患者様の状態に最適な方法をご提案し、治療を進めます。

水分摂取の工夫、排尿の習慣化、感染予防など日常生活でできる改善策を取り入れることで、排尿痛の再発防止につなげます。
当院では個々のライフスタイルに合わせたアドバイスを行っています。

尿道狭窄や前立腺肥大、がんによって排尿が困難な場合には、手術が必要となることがあります。
当院で手術が必要な場合に備え、信頼できる医療機関と提携しており、患者様の状態に応じて最適な病院をご紹介しています。

がんの診断方法に関しては、CTやMRIなどの画像検査、またがんを確定するためには組織検査が必要です。CTやMRIなどの画像診断が必要な場合は待ち時間を短縮するために連携病院へ予約させていただきます。検査後その画像について説明させていただきます。(通常CTは当日説明、MRIは後日説明しております)
がんの確定診断には、膀胱鏡下での生検や前立腺針生検、尿中のがん細胞検査を行います。これにより、早期治療や適切な治療法の選択が可能となります。膀胱鏡下の生検や前立腺の針生検は出血や感染のリスクがあるため信頼できる連携病院へ紹介いたします。(この場合は各病院の地域連携室の連絡し予約します)
