膀胱がん|山形にある【かわぞえ嶋北泌尿器科内科クリニック】

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膀胱がんとは?

膀胱は尿を一時的にためる役割を持ち、尿を排出する器官です。

膀胱がんは、男女比が3:1で男性に多い病気で、膀胱内側にある尿路上皮細胞から発生します。膀胱がんの最も頻度が高く重要な症状は、肉眼的血尿です(見た目がまっか)。初期はほかに症状のないことがほとんどで間欠的に血尿が続きます。(血尿がでたり止まったりを繰り返します。)

膀胱がんが進行すると、膀胱の壁に深く浸潤し、リンパ節に転移したり、他の臓器に広がってしまいます。その際には、化学療法や膀胱全摘除術などの長期に及ぶ治療が必要になります。そのため早期に発見し、早めに治療を受けることが、大切です。

トイレを我慢する男性
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膀胱がんの原因とは?

喫煙が原因で起こる膀胱がん

喫煙は膀胱がんの最大のリスク因子です。

タバコ(電子タバコも)に含まれる有害物質が尿と共に膀胱に入り、膀胱の内壁を傷つけ、がんを引き起こす可能性があります。

化学物質との接触が原因で起こる膀胱がん

一部の化学物質、特に工業用の化学物質に長期間接触することが膀胱がんを引き起こすことがあります。

塗装従事者や化学工業従事者に発生しやすいといわれております。

年齢や性別が影響する膀胱がん

膀胱がんは高齢者に多く、男性に多い傾向があります。

慢性膀胱炎・尿路感染症が原因で起こる膀胱がん

長期間にわたる膀胱炎や尿路感染症が膀胱がんのリスクを高めることが知られています。

▶これらの原因が単独または複合的に働き、膀胱がんの発生につながります。

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膀胱がんの症状

膀胱がんは初期段階では症状がほとんど現れませんが、進行するにつれて以下のような症状が現れることがあります。

血尿(血が混じった尿)

血尿は膀胱がんの最も一般的な症状のひとつです。目で確認できる場合もあれば、顕微鏡でしか確認できないこともあります。

尿に血が混じる場合、膀胱がん以外の原因も考えられますが、注意が必要です。

頻尿(尿が近い)

膀胱がんが膀胱に影響を与えると、尿がたまる前に頻繁にトイレに行きたくなることがあります。

排尿痛(尿を排出する際の痛み)

膀胱がんが膀胱の壁に浸潤すると、排尿時に痛みを感じることがあります。とくに進行した膀胱がんに多い傾向にあります。

▶これらの症状が現れた場合、膀胱がんの可能性を考慮し、早めに当院を受診してください。

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膀胱がんの病期(ステージ)について

膀胱がんのステージ(病期)は、がんの進行具合を示す重要な指標です。

ステージが進行するにつれて、治療法や予後が異なります。膀胱がんのステージは、以下のように分類されます。

ステージ1

がんが膀胱の内壁にとどまっている状態。

ステージ2

がんが膀胱の筋層に広がっている状態。

ステージ3

がんが膀胱の外壁にまで広がり、周囲の組織に浸潤している状態。

ステージ4

がんが他の臓器に転移している状態。

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当院で行う膀胱がんの検査

尿検査

尿検査では、尿中に含まれる血液や異常な細胞を調べることで、膀胱がんの可能性を確認します。膀胱がんは初期段階では自覚症状が少ないため、尿中の異常を早期に発見することがとても重要です。

検尿ボックス

膀胱鏡検査(痛みの少ない軟性鏡による検査)

膀胱鏡検査は、膀胱の内部を直接観察するための検査です。この検査では、膀胱内を確認するために細長いカメラ(軟性鏡)を尿道から挿入します。軟性鏡を使用することで、従来の硬い鏡よりも痛みを軽減し、患者様にとって負担が少ない方法です。

超音波検査

超音波検査では、膀胱やその周囲の臓器の状態を画像で確認できます。膀胱がんが疑われる場合、膀胱内の腫瘍の有無や膀胱の状態を調べることができます。この検査は痛みがなく、膀胱がんの早期発見や進行具合を確認するのに非常に役立ちます。

超音波検査

▶必要であれば、外部協力病院にてCTやMRIなども検討します。

これにより、がんの進行具合や転移の有無を詳細に確認できます。

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もし膀胱がんが見つかったら

当院では、膀胱がんが見つかった場合、手術が必要かどうかを判断し、必要に応じて連携している総合病院へ速やかにご紹介いたします。

術前検査の一部や術後の経過観察、さらにはお薬の調整については、当院で引き続き対応可能ですので、ご安心ください。

膀胱がんは早期発見が鍵です。見つかった際は、適切な治療を進められるよう全力でサポートいたします。

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膀胱がんを放置した場合のリスク

膀胱がんを放置すると、がんが進行し、治療が難しくなることがあります。膀胱がんは早期に治療することで高い治療成功率が期待できますが、放置すると、がんが進行し、治療が困難になります。進行した膀胱がんは他の臓器に転移するリスクが高まり、転移が広がると治療の選択肢が限られてしまいます。また、膀胱がんを放置することで、生存率が低下し、患者の生活の質にも大きな影響を与える可能性があります。

おなかを押さえる女性
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当院が推奨する膀胱がん予防方法

生活習慣を見直す

健康的な生活習慣を送ることが膀胱がん予防には重要です。適切な運動を取り入れ、定期的に体を動かすことで免疫力が高まり、がんのリスクを減らすことができます。また、ストレス管理をしっかり行い、心身の健康を維持することも予防に大きく貢献します。

禁煙に取り組む

喫煙は膀胱がんの最大のリスク因子です。タバコに含まれる有害物質が尿とともに膀胱に入り、膀胱の内壁を傷つけ、がんの発生を促進するため、禁煙は膀胱がん予防において非常に重要です。禁煙をすることで、膀胱がんのリスクを大幅に減らすことができます。

食事改善を図る

バランスの取れた食事を心がけることも、膀胱がんの予防に効果があります。特に抗酸化物質が豊富な野菜や果物を多く摂取することが推奨されます。これらの食品は、体内で発生する有害物質を中和し、細胞の損傷を防ぐ役割を果たします。また、適切な栄養を摂取することで免疫力を高め、がん予防に寄与します。